このサイトにはPRが含まれています

ヒザ痛持ちの看護師でも働ける職場はありますか?

質問者:40代・看護師15年目・女性

ヒザの痛みで悩んでいます。

今、慢性期病棟に勤めています。

ですがヒザに痛みがあり、仕事に制限があります。
師長からは「あなたは何ができるの!?」ときつめに言われています。

このまま看護師を続けるのは難しいでしょうか?

経済的にはまだ働きたいです。
転職も視野に入れていますが、どこに行っても邪魔になりそうで悩んでいます。

回答


回答者:村上(看護歴:25年)

ヒザ痛は大変よねぇ…
寒くなる季節に痛む感じかしら?

そういえば私も、ヘルニアで肩身の狭い思いをしたことがあります。
車イスの移乗もできず、だれか代わりを呼ぶような状態。

同僚達はヘルニアを理解してくれていましたが、やっぱり負い目は感じるものよね。
それに一部の方から「なんであの人ばっかり」と不満が出ていると、主任から打ち明けられました。

私はそれがきっかけで転職を決意しました。
主任は良くしてくれる方でしたが、それだけに申し訳なくてね。

さて。

「看護師を続けるのは難しい?」というご質問ですが、全然続けられますよ(^o^)

「どこに行っても邪魔」なんてことありません!大丈夫!

私はいまだに腰が完治していませんが、問題なく働けています。
他の看護師の方でも腰や足の悪い方も居ますが、問題なく働いています。

職場によるのかと思います。

もちろん身体介助をバリバリこなすような職場は難しいですが、介助がほぼ無い職場もありますので。

うちは介護施設ですが、介護部門と看護部門がきっちり分かれているため、ほぼ介助なしです。
バイタルや点滴などでは、中腰にならないよう小さな折り畳みイスを使っています。
もちろん上司や周りのスタッフ、入居者さんから事前に了解を得ています。

介護と看護がシッカリ分かれている介護施設を探してみてはどうでしょうか?

あとは健診センターも座り仕事多いですよ。

逆に外来やクリニックは厳しいかもしれません。
立ちっぱなしになりますし、スタッフ数が少ないため、介助ありの患者さんが来院して「自分しかいない」なんてこともありますので。
心療内科であれば介助なしですが、求人が少ないのがネックですよね…。

訪問看護は厳しいかもしれません。
介助ありのケースが多いです。

でも精神の訪問看護であれば、介助なしです。
ですがこちらも数が少ないのがネックになるかなと。

またニチイなどの全国展開している訪問看護ステーションは、ハードな業務になりがちなので要注意です。
精神と一般疾患の混合診療をしているステーションもありますので要注意です。

地域にある精神病院に付属してる事業所なら、精神のみかつ、業務もソフトなので探してみてはいかがでしょうか?

とはいえ、ハンディがあると職場選びも大変ですよね(ーー;)

私は今の職場を見つけるまで、何度か転職しています。
入職してみたら、話が伝わってなくて「身体介助できないんじゃ困る!」なんて言われたこともあります(^^;)
すぐに辞めるわけにもいかず、騙しだましやるのですが、やはり負担をかけると悪化してしまい、長く続けられないんですよね。

私は最終的に、転職サイトのアドバイザーさんに相談しました。

体の負担が少ない職場を探してくれますし、病院に問い合わせて「こんな症状の看護師さんですが大丈夫ですか?」と事前に了承を取ってくれます。

「うちは大丈夫だよ」というお墨付きの病院に面接に行き、実際の職場も見せて頂き、「ここならやっていけそう」という病院に巡り合えた感じです。

ご参考までに。

心配しないで大丈夫!
自分に合った職場はきっとあります!

あとは行動あるのみ!