コミュ障な看護師ですが田舎暮らしに憧れています【回答:やめておきましょう】

ご相談

匿名希望さん(20代・看護師)

関東で働いている看護師です。
1つ相談させてください。

私は今、田舎への移住を考えています
長野、もしくは宮崎を考えています。

長野は東京からも近く第一候補です。
宮崎は暖かい場所かつ、友人が1人いるため第二候補です。

移住の理由はあまりお伝えしたくはありませんが・・・。
人間関係に疲れたからです。

私自身、かなりのコミュ障です。
人間関係が嫌でたまりません。
出来れば一人でのんびり働きたいです。

そこでお聞きしたいのは、私のような方で、地方の田舎に移住したかはいますか?
出来れば看護師の方にお話を聞きたいです。

今どんな生活をさせていますか?
移住してどうですか?

質問が多くなりましたが、ご回答いただければ幸いです。

回答

米山 キイコ(30代・看護師)

どもども。
米山と申します。

移住憧れますよねー。
私も10年ほど前、長野のド田舎に移住しました。
(ちなみに自他ともに認めるコミュ障です)

結論から申しますと。

大失敗です!
_| ̄|○

その教訓も含めて、回答してみます。

まず私が移住した理由は「人間関係に疲れた」からです。
田舎ならのんびり暮らせるかなと。

でもこれは幻想です。
田舎ほどコミュニケーション力が必要です。

長野には脱サラしてくる方が多く来ます。
医療従事者に限らず、農業、カフェ、ショップ、民宿、スポーツ系インストラクターなどなど。

でも。
その9割以上はまた都会に戻っているのが現実です。

田舎ほど人間関係は濃いです。
そこに入り込むコミュ力も必要ですし、仕事の先には対人関係が必ず伴います。
「田舎で一人のんびりと、一日中大自然、人間関係も不要」という移住理由では、間違いなく詰みます。

田舎は青年会や婦人会、その他若者グループみたいな活動も盛んで、ほぼ必須参加です。
参加しない人もいますが、陰ではえげつない悪口を言われています。

患者さんからの陰口も酷くて、仕事に支障が出るレベルです(実体験)
村八分は割と普通にあります(たぶんほとんどの人がそうなります)

もちろん。
これがいいわけではありません。
田舎の敷居の高さは異常です。
地方が衰退するのも無理はありません。

でも。
これが現実です。
田舎の方々も分かってはいるみたいですが、変えられないようです。

田舎を経験した私から言えるのは「田舎に逃げるのは間違い」だと言うことです。
過去の私にアドバイスをするなら「やめておけ!」と何が何でも制止します。

私語との人間関係で疲弊して、さらにはプライベートまで疲弊します。

ゆるやかな地獄を見ます。
田舎はコミュ力ないと厳しい世界です。

むしろ都会ほど、人間関係から逃げてきた人達の集まりだとも感じています。

申し訳ないのですが、これが答えです…。

コミュ障の行き場の無さは絶望感に変わります。
私は毎日のように死にたいと思っていました。

どこに行ってもコミュニケーションからは逃げられません。

しかし。
物は考えようです。

コミュ障でも働ける職場を選べばいいのです。
田舎暮らしという、無駄にハードルを上げる必要はありません。

コミュ障が働きやすいのは、一人で完結できる職場です。
患者さんや同僚スタッフと極力話さない職場を選べばいいのです。

ただし問題なのは、看護師にそうした職場がほとんどない事です。
看護師である以上、コミュ力は必須の能力です。

しかし。
極一部に限って言えば、コミュ力がほとんど必要ない職場もあります。

それが心療内科です。

心療内科は基本的に業務中の私語禁止です。
(患者さんに悪影響が出るため)

患者さんと話す機会もほとんどありません。
(業務上の案内はしますが、世間話などは皆無です)

完全予約制のため、イレギュラーもほぼありません。
仕事量が少ないため、スタッフ数も少ないです。

医師と看護師の2人だけの職場もあります。
(ちなみに私の今の職場がそうです)

もちろんその場合は、看護師が事務員を兼務するため、仕事内容亜は多岐にわたり、大変です。

しかしながら。
個人的には仕事の大変さよりも、人間関係のほうが大変なため、全然ありです。
医師はペラペラしゃべる方ですが、むしろ聞き役に徹するだけでいいのでムチャクチャ楽です。
面倒な飲み会や集まりもありません。

ちなみに場所は神奈川です。
医師は「一生今のまま緩めで生きていきたい」と言っているので、できる限り私も定年までお世話になるつもります。

コミュ障で苦しんできた私ですが。
要約居場所を見つけられました。

もちろん給料は低いです。
それでも看護師手当、事務手当、住宅手当、その他諸々で月28万円ほど頂いています。
十分です。

個人的におすすめできるのは、田舎よりも、心療内科です。

ただし。
心療内科の問題は、求人が無いことです。

心療内科はほとんど看護がありません。
採血と点滴がたまにある程度です。
看護師を雇わずとも、医師が自分でやればいいだけの話です。

そのため心療内科の求人は、そのほとんどが事務職の募集です。

もし看護師の求人があれば、すぐに応募した方がいいです。
もちろん希少な求人のため、応募が殺到するでしょうから、倍率もかなりのものです。
内定が出るのも難しいでしょう。

それでも心療内科の求人があれば、即応募してみてください。
勤務地や待遇は考えず、応募しまくって、内定が出るのをひたすら待つと良いです。

何なら引っ越せばいいのです。
楽に働ける、自分の居場所のためなら、そのくらい大したコストになりません。

個人的に効率が良いと思った方法は、転職サイトの活用です。
一部の大手サイトは、公開される前の求人(クローズ求人)を多く抱えているため、断然有利になります。

流れによっては一般公募する前に、クローズのままで内定が出ることもあります。
私はそのタイプでした。

私は相当のコミュ害ですが、それでも居場所はありました。

それはたまたま田舎じゃなかったのかもしれません。
運よく都会で見つけられただけかもしれません。

でも。
田舎より、都会のほうが断然楽に暮らせます。
コミュ障ならなおさらです。

あなたに合った職場は必ずあります。
絶対です。

そういった職場が見つかり、穏やかに過ごせる日が来るのを祈っております。
(-人-)